アーチェリーの世界選手権で来年のパリ五輪代表に決まった日本勢が8日、ドイツから羽田空港に帰国し、2004年アテネ五輪から6大会連続出場となる古川高晴は「来年、金メダルを取れるように努力したい」と意気込んだ。

 今大会のリカーブ団体で3位になったチームメート2人はともに初の五輪出場。18歳のホープ、斉藤史弥は「思い切ってできるように練習を大切にしていきたい」と話し、24歳の中西絢哉は「今回の銅以上のメダルを」と力強く語った。

 23歳の野田紗月は女子リカーブ個人3位。パリ五輪での頂点を目標に掲げ「萎縮せずに強い気持ちで戦いたい」と、引き締まった表情で話した。